アーティストにとって大事なもの

CATS HOUSE RECORDS

2006年12月12日 17:17

GMの宮原です。

営業用の資料を作ってます。
前回の記事でお話したものです。

決して、仕事をさぼっていたとかではありません。
中身の文章はできたんですが、
今はそれをご覧になる方にとって見やすいように作り直してます。

Illustratorというadobe社製のレイアウトソフトを使って
紙面を作っているんですが楽しいです。
受け手のいる仕事というのはやっぱりやっていて楽しいですね。

この資料をご覧になる方のことを想像しながら、
どうしたら1番よく伝わるのかな? 
   とか
気に入っていただけるかな?
なんてことを考えているとアイデアもたくさん浮かんで、
どんどん作業にのめり込んでいきます。

ところで、この感覚ってアーティストも一緒なんですかね?
楽曲をつくる時に視聴者のことを想像しながら詩を書くとワクワクするとか、
曲を考える際にリスナーのことを考えると溢れるようにメロディーが浮かんでくるとか。

もしそうだとすると、ちょっと面白いことがあるんです。
私が企画書や資料なんかを作る際に、
「どうしてもこの人に込めたメッセージが伝わってほしい」と
任意の1人の人間を思い浮かべて作ったときと、
不特定多数のために作ったときでは完成度が違うんです。

ご覧になる方のイメージが鮮明で、
伝わってほしい気持ちが強ければ強いほど完成度が高くなるんです。

それで面白いことというのは、
アーティストも
ある特別な人にどうしても伝えたいメッセージがあってつくった曲が
完成度が高かったとします。

現在、名曲と言われたり過去から長く残ってる楽曲って
バラードやラブソングが多い気がするんです。



ここから解釈できることはいくつかあるんですが、そのいずれであっても
アーティストにとって愛って大切なものなんですね。

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