インディーズ音楽の現状

CATS HOUSE RECORDS

2007年01月10日 03:44

あけましておめでとうございます。

前回のブログでは4日よりと申しましたが10日になってしまいました。
長期の空白まことに申し訳ありません。
今後定期的な更新を心がけてまいります。

さて、私創立者のブログはというとちょうど一ケ月ぶりくらいでしょうか。
今回は福岡インディーズ音楽の現状を少し話させていただこうと思っております。
あくまでショービジネスの目線から話しますので、
皆さんのご意見と異なる点もあると思いますがご了承ください。

福岡=音楽の街
というイメージは福岡県民のみならず日本中にある確かな認識のようです。
実際に福岡からは多くのアーティストが排出されています。

サブカルチャー地域とされている親富孝通りにはいくつものライブハウス・クラブがあり、ほぼ毎日音楽イベントが行われています。
メジャーレコード会社の支社や大手プロモーター、音楽イベンターという存在もあります。
しかしやはり出身は福岡でもブレイクする際には東京から発信されているのが現状です。

ココ最近では「福岡から全国発信」を目指す人々も続々と現れていますがなかなかうまくいっている例はありません。
その原因として私がひとつ浮かべるものがアーティストを導く存在の不在だと思っております。
活動の仕方、プロモーション、楽曲製作、その全てにおけるブレイン的な存在が今の福岡にはいないのではないでしょうか。

まず、やはりオリコンチャートアーティストに比べると楽曲そのものの良さが足りない。
さらに、名曲が完成してもそれを広める手段が分からない。
アーティスト自身であったり、アーティストのすごく近い位置にこのような存在がいない、いたとしても東京の第一線の人間に比べると弱い。
このことが福岡からの発信をてこずらせているひとつの原因だと私は思っています。

ネット環境の充実などにより確かにアーティストの活動範囲は一気に広まりました。
福岡から全国へ。
決して不可能ではない時代です。
是非実現したいですね。

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